エレキギターとエレキベースのどっちを始めたいかわからない方は、この判断基準が役に立ちます。
ポイントは、「どのパートをよく聞いてしまうか?」「どのパートとコンビを組みたいのか?」です。
ギター向きかベース向きかわかる判断基準
バンドサウンドを聞くときに、「自然とどこを意識して聞いてしまうか?」というのが判断基準になります。
「メロディーによく耳が行くのか?」
「リズムパターンに耳が行くのか?」
これを、一つの判断基準にしてみましょう!
それと、ギター向きの人は、ボーカルをよく聞いて、「ボーカルに合わせたい」という感じに、ギターを演奏をします。
ベース向きの人は、ドラムパートをよく聞きます。
ベースはリズム楽器なので、リズムパターンにこだわりを持っている人は、ベース向きです。
ドラムの人も、ベースをよく聞いて、ベースと合わせます。
アレンジ的に、「ボーカルとギター」「ベースとドラム」がセットになるので、これも、判断基準の一つになります。
ギターパートもベースパートも両方弾いてみる
上の判断基準でも、自分はどっちなのかわからない方は、弾いてみたい曲、1曲のギターパートと、ベースパートの両方弾いてみてから、進むべき道を決めると良いです。
多くの人は、ギターだけにしか目が行かなかったり、ベースだけにしか目が行かないものです。
迷われている人は、両方ともかっこいいので、「選びきれない」と悩んでいると思います。
ピアノの経験者なら、右手がギターで左手がベースのようなものなので、どっちでも良いというのは、わからなくもないです。
経験則から語ると、そういう方は、働いてお金が自由に使えるようになると、ギターもベースも両方購入して、両方弾いています。
では、ギターパートも、ベースパートも両方弾くために、楽器が必要ですが、ギターが1本あれば、ベースパートも弾くことはできます。
ギターのエフェクターに、ベース音に変えられるものもあります。
ベースパートを弾いてみると、いろんなことに気付けます。
ここで、ベースパートが自分に合っているのか?合っていないのか?が、わかります。
ベースラインは、ジャンルによりますが、シンプル過ぎるものだったり、覚えられないようなフレーズもあったりします。
それが、「楽しい」と思えたり、「かっこいい」と、思えたり、普段から曲を聞いている時に、ベースラインが気になるようなら、ベーシスト向きです。
ギターよりベースの方が簡単そうという考えは、後々痛い目にあいます。
ベースはシンプルだからこそ、奥が深いので、他人との差をどこで付けるのかが、課題となってきます。
作曲家やアレンジャーを目指すならベースがおすすめ
ベーシストが作曲をすると、かっこいい曲を書くことが多いです。
なぜなら、多くの人は、ベースのフレーズの作り方がわからないので、妥当なフレーズばかりになってしまいます。
ベースのことが分かっている人が曲を書くと、ベースに動きがあるので、曲の幅が広がります。
バンドで、ベーシストが変わると、曲の雰囲気が一気に変わることがあります。
ベースの音作りも、弾き方というか休符の使い方によるリズムの乗っけ方も、ベーシストによって、全然違います。
・ギターとベースどっちがかっこいいのか?
結論から言うと、どちらもかっこいいです。
ただ、カッコ良さに違いがあります。
ギターは派手でかっこよくて、ベースは渋くてかっこいいです。
どっちの楽器を弾くか悩んでいる方は、自分のキャラに合わせて楽器を選んでも良いと思います。
ギターとベースはどっちが楽しいのか?
ギターの楽しみ方は、フレーズや奏法にこだわるタイプと、アンプやエフェクターなどを音をいじるのが好きで、音色にこだわるタイプの2種類に分かれます。
ベースは、「このベースラインのカッコ良さは、他の人にはわからないだろうなぁ。」というような感じに、マニアックな楽しみ方もあります。
個人の好みの問題なので、「どちらが楽しい」とは、言い切れません。
ギターとベース、将来性があるのは?
バンドを組もうと考えている方は、重要な問題です。
ご承知の通り、ギターの方が弾いている人口は多いので、競争率は高いです。
気が合いそうなメンバーに出会っても、ライバルが多ければ、一緒にバンドができる確率は下がります。
知り合いのバンドマンに、何人か、「新しいバンド組もうと思っているんだけど、いいベーシスト知らない?いたら紹介してね。」と言われたことがあります。
ギターもベースもどっちも好きであれば、ベースを選んだ方が、良い待遇を受ける機会が増えるかも知れません。
まとめ
わかりやすくまとめます。
「メロディーによく耳が行くのか?」「リズムパターンが好きなのか?」で、判断はつきやすいです。
それがよくわからなく、迷っているのであれば、好きな曲のギターパートとベースパートの両方コピーしてみましょう。
楽器は、まずギターを手に入れましょう。
両方のパートを弾いてみて、しっくりくるのがベースで、ベースを選んだとしても、後々に、作曲をするときにギターは必要になってくるので、ギターは無駄な買い物にはなりません。
ベースのフレーズを弾いてみて、しっくりこなければ、ギター向きです。
ベースが弾けると、作曲やアレンジに強くなります。
ベースの方が将来性はありますが、好きになれなければ続かないので、弾いて楽しい方を選びましょう。
結局どっちのが良いのかというと、弾いてみないとわからない、というのが本音です。「合う・合わない」はあります。
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