ギターの耳コピのコツとおすすめのアプリ。コードの見つけ方

ギター

耳コピで難しいのは、コードです。

単音は、時間をかければ、耳コピできますが、コードは、合っているのかどうかもわからない時があります。

そんな時の対処は、なんとなくそのまま合っているっぽいコードを弾きましょう。

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ギターの耳コピをする理由

ギターで耳コピが必要な時は、

  • 楽譜が読めない
  • 楽譜を買うのがもったないない
  • 楽譜がどこにもない
  • バンドメンバーの作曲者がコード譜を書いてくれない
  • 売っているバンドスコアのタブ譜が正しくない

などの理由が多いと思います。

耳コピで重要なのはリズムの譜割り

耳コピのコツは、譜割りを先にコピーすることです。

音を外しても、なんとなくなりますが、バンドはアンサンブルが重要なので、リズムがずれてしまうと、アンサンブルが成立しなくなります。

音程は、単音であれば、ゆっくり再生すれば、1オクターブ12音なので、12分の1の確率で当たります。

つまり、リズムの譜割りがわかってしまえば、11回間違えれば、12回目には必ず正解が見つかります。

とは言っても、正解が「ド」なのに、「ド」から遠い「ソ」などを当てはめてみると、全然違うことがわかるので、「ド」に近い音で迷います。

「ド」に近い音とは、「ラ」から「ミ」ぐらいまでの間ですが、「半音階」は特徴的に外れた音がすれるので、「ラ」から「ミ」の間だとすれば、キーがCだったら、5分の1ぐらいの確率で正解が導き出せます。

ギターソロだったり、曲のテンポが速いと、リズムの譜割りを取るのも、音程を見つけるのも難しいです。

なので、ゆっくり再生できる、アプリの「悶々ハヤえもん」はおすすめです。
スマホアプリも、PCソフトも両方あります。

耳コピが下手くそな人は、間違っているとわかっている音が合っていると、思い込んで、違う音程で合っているのか試そうともしません。

それと、リズムの譜割りと音程を同時に録ろうとして、訳がわからなくなって、ストレスが溜まって、耳コピが嫌いになっていきます。

リズムの耳コピのやり方を解説します。

まずは、口で歌えるまで聞き込みます。
歌えるようになったら、リズムだけを抽出します。

指を使ってリズムを取ると、何拍目かわかりやすくなります。

人差し指を1、中指を2、薬指を3、小指を4拍目として、指でリズムを取りながら、覚えたフレーズを歌いましょう。

音が詰まっていれば、16分音符ですし、指とリズムが合わなければ、裏拍の可能性があります。

難しく感じるのは、シンコペーションです。

慣れれば、すぐにリズムの譜割りがわかるようになります。

とにかく取りやすいリズムまで、アプリなどを使ってゆっくり再生して挑戦しましょう。

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・音楽理論を駆使したコードの耳コピのやり方

音楽理論を分かっている方が、コードの耳コピはやり易いです。

まず最初に、確認をするのは、キー(調)です。

メジャーキーかマイナーキーか、わかりづらい時はありますが、シャープの数やフラットの数を確認して、キーの目星は付けておきます。

曲を聴いて、違和感なくコード進行が進んでいけば、ダイアトニックコードを当てはめて、コードを見つけて行きます。

ダイアトニックコードを一度当てはめてみて、見つからなかったら、近いコードを見つけて、テンションノートやノンダイアトニックコードを試してみましょう。

ギターは構造上、できる指のフォームは決まっています。
知っているコードのフォームを色々試してみて近いコードを探しましょう。

リズムは、ずれるとまずいですが、コードが一音違うくらいなら、なんとかなります。

ただ、コードで一番重要なのは、「メジャー」「マイナー」を決める3番目の音です。

そこさえ間違えなければ、代理和音という考え方もありますし、曲には聞こえます。

あとは、2~3個コードが取れているのであれば、定番のコードを進行を検索して、類似するものから導き出すと、見つかるかも知れません。

ハードロックやメタルなどの曲は、1コードでリフを多用しているので、コード進行など合ってないような曲もあります。

そういう時は、リフを丁寧に耳コピをしましょう。

ギターが2人いる時は、LとRにPANを振っているはずなので、片方だけを聴くようにしましょう。

ハヤえもんは、PANを振ることもできるので、Lだけを大きくしたり、イコライザーで低音を大きくもできるので、効きやすいようにパラメータをいじってみても、やりやすくなります。

耳コピが上手くなると…

一度聞いた歌をすぐに歌えるように、ギターも一度聴いたら、なんとなく弾けるようになります。

それは、パターンを知っているからです。

耳コピがうまくなるコツとして、意識しながら、コードを弾いたり、ソロをコピーしておくと、耳コピが上手くなります。

耳コピが上手になると、昔弾いた曲の思い出しが、早くなります。
身体が覚えている感覚です。

耳コピは相対音感が鍛えられるので、できるようになりたいスキルです。

まとめ

まずは、譜割りを作って、それから、音程を見つけましょう。

ゆっくり曲を再生すると、難易度がぐっと下がります。

ただ、譜割りを作るときは、あんまりゆっくり再生すると、訳がわからなくなります。

リズムが理解できる速度まで下げて、譜割りができたら、音程は、「曲が止まっているのか」というぐらい、ゆっくり再生すると、簡単になります。

慣れるとパターンがわかってくるので、徐々に理解できるパターンを増やして行きましょう!

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この記事を書いた人
よるいち

5歳からピアノを習い始め、音楽漬けの毎日を送ってます。
中学2年生からバンドを始めて、ずっとバンド人生を送っています。
ピアノ、シンセサイザー、エレキギター、エレキベース、ドラムス・パーカッション、トランペット、ヴァイオリンを演奏したことがあります。
それと、ボーカル・歌でもステージに立ちます。
作詞作曲が苦手で、音楽理論の先生に習い、作詞作曲の方法論を習得しました。
このブログでは、音楽で得た、経験や知識を提供していきます。

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